2025年3月7日
19団体の男性経営層が生理痛疑似体験!
“会社に鎮痛剤常備したい“
一般社団法人Miss SAKE(代表理事 大西美香:東京都港区港南)と一般社団法人Luvtelli(代表理事 細川モモ:中央区日本橋)は、3月8日の国際女性デーに向けて女性をエンパワーメントすることを目的とし、3月4日に「QUESTION(京都信用金庫)」にて、松井孝治京都市長及び京都市・京都府、京都を代表する大手企業(株式会社ワコール、京都信用金庫、佐川急便株式会社、株式会社小丸屋住井他)の代表取締役・執行役員・専務理事等の経営層らと女性従業員約60名に「生理痛疑似体験+京都保健室」を体験いただきました。腹部を抱えてしゃがみ込み、呻く人が続出する中、女性に対する意識変容の声が多く寄せられました。
痛みレベル「弱」で「嘘でしょ」「めちゃくちゃ痛い」の声多数
生理に関するさまざま悩みを抱える当事者として「ぜひ発信者でありたい」というMiss SAKEファイナリストたちがゲストと交流するスタイルで、多様な業種の行政・企業・団体の経営層と女性社員に筋電気刺激(EMS)を搭載したピリオノイド(生理痛VR体験デバイス※)による「生理痛疑似体験」を実施しました。異なる所属(行政・企業・団体)の5人1組で腹部に電極パッドを装着し、「弱」「中」「強」の3段階で生理痛を体験しました。参加者の多くが生理前・後に相当する「弱」のスイッチを入れるとグワッ!と声を挙げ、「嘘でしょ!?」「めちゃくちゃ痛い‥!」と驚きの声が上がりました(弱でやめる人も)。生理3〜4日目に相当する「中」にすると、腹部を抱えて目をギュッとつぶり「ぐう‥」と声にならない表情に。生理2日目の鎮痛剤を服用するレベルである「強」では座り込む人や「脂汗が出てきた‥」と苦痛に耐えかね、額の汗を拭く人が続出しました。
※提供:株式会社リンケージ
※[上段左]京都信用金庫 専務理事 丹波寛志様/QUESTION館長 平野哲広様/松井孝治京都市長/(株)ワコールホールディングス 新規事業室室長 塚本昇様/(株)ワコール人事総務本部 BA人財戦略部 BA人財・組織開発二課課長 山本純也様/ 部長・課長も多く参加した [下段]自身の生理痛体験を経営層に伝える2024 Miss SAKE 南侑里
「会社に鎮痛剤を常備したい」「在宅勤務増やしたい」などの声
体験後に「わずか数分だったけれど、女性の皆さんはこれが数日、そして毎月続くんですよね?」と多くの男性から質問があがりました。「個人差はありますが、約40年ほど」と女性スタッフが答えると絶句する人が続出。「とても仕事にならない。皆さん顔色ひとつ変えずに本当にすごい」「これはイライラする気持ちがわかるなぁ」という声に対して、20代〜30代のMiss SAKEファイナリストたちが「いつ始まるかわからないから鎮痛剤がないと不安で全部のバックに入っているんです」「仕事中に始まってしまうとお腹が痛くて“薬飲みたい‥”って思うんですけど買いに行けないです」というと「鎮痛剤を会社で常備しておけば安心?」「はい!」「それはできるかもなぁ」「在宅勤務が必要だと思う」という経営層ならではの会話が飛び交った。

- 開催概要 -
<日時>2025年3月4日(火)10:00〜15:30
<場所>QUESTION(京都信用金庫)
京都市中央区河原町御池下る下丸町390―2
<主催>一般社団法人Luvtelli(ラブテリ)、一般社団法人Miss SAKE
<問い合わせ先>一般社団法人ラブテリ池上
TEL 050-7109-7773 Mail:info@luvtelli.jp <参加企業・団体 一覧>
京都府/京都市/株式会社ワコール/京都信用金庫/佐川急便株式会社/株式会社堀場製作所/一般財団法人京都工場保健会/株式会社小丸屋住井/株式会社増田徳兵衛商店/京都新聞/株式会社リーフ・パブリケーションズ/株式会社ヤナコ計測 他、合計19企業・団体
※(株)ワコール 販売本部執行役員 深沢信介様/(株)増田徳兵衛商店 代表取締役社長 増田醇一様/(株)リーフ・パブリケーションズ 編集長 上山賢司様
<素材提供に関するご案内>
イベント当日の静止画・動画ともに撮影しており媒体様のご希望に合わせた素材を提供可能です。
静止画:Adobe公認カメラマン MARICO OGAWA、動画:元NHKカメラマン SATORU IWAMOTO
満足度99%の「測って・知って・学ぶ 女性のための保健室」も開催
高度成長期の男性の生産性を守るために誕生した健康診断は、働く女性に必要な検査項目を満たしているとはいえない状況であり、予防・改善のためのアドバイスももらえない現状があります。そこで、骨密度計・体組成計・ヘモグロビン測定・血圧測定の結果に対して“女性の健康/プレコンセプションケア”の視点で専門家が個別にアドバイスを行う「京都保健室」もゲストに同時体験いただきました。測った数値や悩みに対してその場で忙しいビジネスパーソンでもできる実践的なアドバイスがもらえます。参加した経営層へ女性は生理があるため5人にひとりが鉄欠乏性貧血で疲れやすく、不定愁訴を抱えやすいこと、妊娠前の高血圧や低骨密度が妊娠・出産を通じて妊娠中や産後の疾患に繋がりやすいことなどをお伝えし、早期ケアの重要性を伝えました。
<一般社団法人ラブテリ>
2009年に女性と次世代の健康増進(プレコンセプションケア)を活動目的とし、代表の細川モモの呼びかけにより日米の専門家で発足。「研究」「啓蒙(保健室)」「共創」「医療」の4本柱を有し、12都道府県で保健室を実施(東京・京都は産学官モデル)。参加者述べ7,000名のデータを解析し、働く女性の健康課題や生理痛の解明に取り組み、学会発表・論文発表も手がける。多くの企業と共創し、100万ダウンロード突破の月経管理アプリや栄養強化食品等の商品開発・監修も意欲的に行なっている。「第13回 健康寿命をのばそう!アワード/厚生労働省 健康・生活衛生局長 優良賞」「日本栄養士会 84selection」「人気育児雑誌6媒体が選ぶ/ペアレンティングアワード2018※2020再ノミネート」を受賞。
Website: https://www.luvtelli.com
<一般社団法人ラブテリ メディア掲載実績>
・テレビ‥NHK「おはよう日本」「あさイチ」「ニュースウォッチ9」「首都圏ニュース」「NHK Global」
・新聞‥日本経済新聞、産経新聞、読売新聞、東京新聞、中日新聞、京都新聞
・Web‥東洋経済、News Picks
<一般社団法人Miss SAKE>
伝統ある日本酒と日本文化の魅力を日本国内外に発信する美意識と知性を身につけたアンバサダー(親善大使)を選出する目的で一般社団法人Miss SAKEが主催。外務省、農林水産省、国税庁、観光庁、日本酒造組合中央会等の後援のもと2013年に 「初代Miss SAKE」 が誕生。以降10年間、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノ、シドニー、香港等、世界各国において日本酒を切り口にした日本の食・文化に関する啓発や、日本への観光誘致活動を年間400件以上行 う。「1人の女性として自立し輝くための成長と学びの機会」の創出を目的とし、対象者向けに例年特別研修「ナデシコプ ログラム」を実施。 Website: https://www.misssake.org
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